60歳で定年延長したばかりの会社を退職|運送業からトレーナーになるまで

目次

厳しさを増す労働環境|心と身体が壊れそうな毎日

自分の未来に希望が持てない

朝、トラックのハンドルを握る。

  • 今日も終わらないであろう配達ルート
  • 運送業界の2024年問題で悪化していく労働環境
  • 削られていく睡眠時間と、すり減っていく心

毎日感じていたのは、達成感ではなく疲労感だった。

「このまま続けていたら、いつか心も身体も壊れてしまう」

ミキさんは当時、大手宅配会社のドライバーとして働いていた。

60歳で定年を延長したばかり

15年前に離婚し、1人で必死に娘を育ててきた。
厳しくなっていく運送業界の労働環境に比例して、心と身体も限界に近づいていた。

以前にも仕事が原因でうつを経験している。
あの頃の苦しさが、また少しずつ近づいてきている感覚があった。

仕事を辞めたとしても、その先に待っているのは年金だけでは生きていけない現実
低賃金で、やりたくない仕事を続ける未来。

自分の未来に、希望が一つも見えなかった。

絶望しながらも「どうしようもない」と諦めていた。
人生って、こんなものなのかもしれない、と。

YouTubeから流れてきた「もう1つの選択肢」

変化のきっかけ

以前から、COMPASS代表であるニッシーさんの筋トレ系YouTubeチャンネルをよく観ていた。

サラリーマンをしながら副業で多数の事業を成功させているニッシーさんの姿を「なんてすごい人なんだろう」と憧れの眼差しで眺めていた。

ある日、フォローしていたInstagramに流れてきたのが、ボディメイクコーチ養成スクール『COMPASSの案内だった。

最初は「自分には関係ないかな」と思った。
もう60歳だし、今から何かを始めるには遅すぎるんじゃないか。

でも、ふと考えた。

ボディメイクコーチとして収入の柱がもう1つできれば、ドライバーを辞めて、もっと精神的に楽な仕事に転職できるんじゃないか。

少しでも、今より楽に呼吸できる未来があるなら

それが、COMPASS入会のきっかけだった。

ライバルなのに惜しみなく手を差し伸べる人たち

COMPASSに入って変わったこと

COMPASSに入会して、まず驚いたのはコミュニティの空気だった。

COMPASSメンバーのほとんどが、自分の人生を自分の手で前進させようとしている。
こんなエネルギーにあふれた環境は、今までの人生で初めてだった。

本来であれば、お互いがライバルで同業の競争相手のはずなのに、困っていたらすぐに手を差し伸べてくれる。

自分の体験や知識を、誰かの役に立つのならと惜しみなく出してくれる。

仲間の成功を心から喜べる人が、たくさんいた。

お互いを尊敬し合える関係があるからだろう。

他者を蹴落として自分が上がっていく場所ではなく、一緒に成長し成功していく場所

ミキさんが見つけたのは、これまで生きてきた世界とは全く違う価値観を持つコミュニティだった。

ツラい仕事で無理して稼ぐ必要あります?

思い込みが外れた瞬間

入会して4ヶ月ほど経った頃。

ミキさんはboostコーチ(受講生専属コーチ)に相談していた。
考えてばかりで、なかなか動けない自分の背中を静かに、でもしっかり押してくれる存在だった。

今の会社を辞めたら、生きていけないんです。だから辞められないんです

そう繰り返すミキさんに、コーチは言った。

「ミキさん。娘さんも独立してるのに、ツラい仕事で無理してそんなに稼ぐ必要あります?

その瞬間、ミキさんは気づいた。

「あ、ほんとだ」

思わず自分で笑ってしまった。

15年前に離婚して以来、一人で必死に育ててきた娘は社会人になっていた。
そもそも、ドライバーの仕事を始めたのも、娘を奨学金なしで大学に行かせてやりたかったから。

目的は、とうの昔に達成していたのだ。

いつの間にか自分のライフステージは変わっていて、それに合わせて生き方も働き方も変えていいはずだった

なのに、自分一人ではそのことに気づけなかった。

今の会社を辞めたら生きていけない」というのは、ただの思い込みだった。

大切なことに気がついた5日後、ミキさんは会社に退職願を出していた

60歳でトレーナースクールに入学

60歳からの挑戦

トレーナー職には、COMPASS入会前から興味があった。

一方で、年齢の壁も感じていた。

もう60歳だし、何十万円もかけて資格を取っても就職先がないかもしれない。」

けれど、ドライバーの仕事を辞めると決めた瞬間、不思議なことに心はもう決まっていた。

思い切ってチャレンジしてみよう

半年間で授業料60万円のトレーナースクールに入ることに、ためらいはなかった。

過去の経験から、ミキさんには預貯金が減ることへの強い恐怖心があった。
だけど、これまで必死に貯めてきたお金の使い時は、今しかないと思えたのだ。

退職とほぼ同時に、週1回のトレーナースクール通いが始まった。

自分の娘よりはるかに若い同級生たちと机を並べる日々。

年齢やお金の壁を乗り越え自分の可能性を信じて挑戦し続けたミキさんに、転機が訪れる。

スクール入学を決めたことを周囲に話したら、以前から通っていたパーソナルジムから声をかけてもらえたのだ。

「それなら、うちで働きませんか」

多くの方との出会いのおかげで、今がある。
そう思うと、感謝しかなかった。

絶望しか見えなかった未来が、希望に満ちあふれた色に変わっていく。

挑戦して1番変わったのは「未来への向き合い方」

マッスルポーズを取るCOMPASS生たち

COMPASSに入って、ミキさんの中で一番変わったこと。

それは、『自分の未来は自分で変える』と考えられるようになったことだ。

1年後の自分は今より前進して、より成長していたい

自己投資にもお金を使うことができるようになった。

預貯金が減ることへの恐怖を、未来への期待が上回るようになった。

60歳にして改めて、人生のアクセルを踏み直したのだ。

年齢を気にして行動できないあなたへ

ミキさんのビフォーアフター画像

年齢を気にして諦めていた頃の自分に声をかけるとしたら、何と言うか。

ミキさんは、こう答える。

「そのまま苦痛で仕方ない今の仕事で、気持ちを失ったまま生きていくの?
その先の未来に、希望はあるの?

  • 現状を変えたいけど、今さら遅い気がする
  • 「いい年してみっともない」と言われるのが怖い
  • 何かに挑戦するには年を取りすぎた

そんなあなたへ、ミキさんからのメッセージ。

変わるのが怖いのは、すごくよく分かります。私もそうでしたし、それが普通だと思います。

でも、今一歩踏み出さなかったとして、10年後『やっぱりあのとき思い切ってやっておけばよかった』って後悔してもいいですか?

人生は1回きり。やりたいことは、やってみればいいんです。

60歳から動き出したミキさんが見ている景色は、あなたにも見えるはず。

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